X脚の特徴と改善アプローチ|脚の歪みを整えて歩きやすい身体へ
皆さん、こんにちは!
麻布十番、東麻布のストレッチ整体&パーソナルトレーニングジム
トレーナーの出口です
脚のラインは見た目だけでなく、歩きやすさや膝の負担、姿勢にも大きく関わります。 その中でも「X脚」は、特に女性に多く見られる脚のトラブルの一つです。
- 膝が内側に寄ってしまう
- 太ももが張りやすい
- 足首が不安定
- 歩くと膝がぶつかる
こうした症状に心当たりがある方は、X脚の可能性が高いかもしれません。
そこで今回は、X脚についてご紹介していきたいと思います。
1. X脚とは
1-1. X脚の見た目の特徴
1-2. 簡単セルフチェックの方法
2. なぜX脚になるのか?
2-1. 姿勢と骨格バランスの崩れ
2-2. 筋肉バランスの乱れ
3. X脚が与える体への影響
3-1. 膝や股関節への負担
3-2. 太ももの張りや歩き方への影響
4. X脚改善におすすめのエクササイズ
4-1. クラムシェルと内転筋ストレッチ
4-2. ワイドスクワットで下半身を総合的に鍛える
5. パーソナルトレーニングでX脚が改善しやすい理由
5-1. 姿勢評価にもとづいたオーダーメイド指導
5-2. 日常生活まで含めたトータルサポート
6. まとめ
1. X脚とは
X脚とは、膝同士が近づき、足首が外側へ広がる脚の歪みのことです。
立った状態で膝はくっついているのに、足首の間が大きく開いてしまうのが典型的なパターンになります。
逆に、膝が離れて足首がくっつくのがO脚なので、ここは混同しないようにしておきたいポイントです。
X脚は見た目の印象だけでなく、歩き方や膝への負担、転びやすさなどにも関係してきます。
「なんとなく脚のラインが気になる」「スキニーパンツを履いた時に膝が内側に入って見える」などが気になる方は、X脚傾向が隠れているかもしれません。

1-1. X脚の見た目の特徴
X脚には、いくつか共通した見た目の特徴があります。
- 膝が内側へ入り込みやすい
- 立った時に膝同士は近いのに足首の間があく
- 内ももの間に隙間ができにくい
- 足首が不安定に感じやすい
- 太ももの外側が張りやすい
鏡の前でまっすぐ立ってみて、膝と足首の位置関係を一度チェックしてみてください。
真正面から全身の写真を撮って確認してみると、自分では気付きにくいクセも見えてきます。
1-2. 簡単セルフチェックの方法
ご自宅でも、簡単なセルフチェックができます。
- 素足になり、かかとをつけてまっすぐ立つ
- つま先は軽く開くか、正面にそろえる
- 力を抜いて自然に立った時の「膝」と「足首」の距離を確認する
このとき
- 膝はつくのに足首があいている場合はX脚傾向
- 足首はつくのに膝の間があく場合はO脚傾向
となります。
「立ち方を意識すると変わる」という方も多いので、まずは力を抜いて自然に立った状態で確認してみてください。
2. なぜX脚になるのか?
X脚は、生まれつきだけでなく、日常生活のクセや筋肉バランスの崩れが積み重なることで起こりやすくなります。
特に多いのは、骨盤と股関節の位置関係がくずれた結果としてX脚になるパターンです。
2-1. 姿勢と骨格バランスの崩れ
X脚が起こりやすい方の特徴として
- 骨盤の過剰な前傾(反り腰)
- 股関節が内側にねじれた状態(股関節内旋)
- 膝関節が外側に倒れた状態(膝の外反)
といった、姿勢や骨格の崩れが組み合わさっていることが多いです。
骨盤が前に傾き過ぎると、太ももの前側に負担がかかりやすくなり、股関節も内側にねじれやすくなります。
その結果として、膝が内側に入り、すねから下は外側へ逃げるようなラインになり、X脚の形が出来上がっていきます。

2-2. 筋肉バランスの乱れ
X脚では、筋肉の「使い過ぎ」と「使えていない部分」がはっきり分かれることが多いです。
代表的な例として
- 常に股関節が内側にねじれているため、内転筋群や大腿筋膜張筋が緊張しやすい
- 逆に、大殿筋や中殿筋(お尻の筋肉)は弱くなりやすい
といったバランスの崩れが挙げられます。
この状態が続くと
- 膝が内側に入りやすい
- 歩くときに膝が内側へ倒れやすい
- 片脚立ちでグラグラする
といったクセにつながります。
そのため、緊張している筋肉はストレッチやリリースでゆるめながら、弱っている筋肉はトレーニングでしっかり使えるようにしていくことが改善のポイントになります。
3. X脚が与える体への影響
X脚は見た目の問題だけでなく、膝関節や股関節、足首への負担にもつながります。
「なんとなく調子が悪い」という不調の裏に、脚のアライメントが関係しているケースも少なくありません。
3-1. 膝や股関節への負担
X脚のまま立ったり歩いたりしていると、膝関節の内側に負担が集中しやすくなります。
その結果
- 膝の内側に痛みや違和感が出やすい
- 歩行時の足の着き方が不安定になる
- 足首や股関節にも負担が波及しやすい
といった状態になりがちです。
特に、運動量が増えたタイミングや体重が増えた時期には、膝や足首の不調が出やすくなります。
「運動を始めたら膝が痛くなった」という場合、X脚の影響が隠れていることもあります。

3-2. 太ももの張りや歩き方への影響
X脚の方は、骨盤の前傾や膝の位置の影響で、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を過剰に使いやすくなります。
その結果
- 太ももの前側がパンパンに張りやすい
- 内ももの隙間ができにくい
- 歩くときに膝同士がぶつかりやすい
といった悩みにつながります。
「脚痩せしたいのに、スクワットを頑張ったら前ももだけ太くなった気がする」という相談も多いですが、X脚や姿勢の影響で前ももばかり使ってしまっているケースもよくあります。
4. X脚改善におすすめのエクササイズ
ここからは、初心者の方でも取り入れやすい、X脚改善のためのエクササイズをご紹介します。
大事なのは、いきなりハードなことをするよりも「弱いところを鍛える」「硬いところをゆるめる」というバランスを意識することです。
4-1. クラムシェルと内転筋ストレッチ
まずは、お尻の横の筋肉(中殿筋)を鍛えつつ、内ももの緊張をゆるめていく組み合わせです。
【クラムシェル(中殿筋トレーニング)】
横向きに寝て膝を開閉するエクササイズで、お尻の横を鍛え、膝が内側へ入るのを防ぎやすくします。
- 横向きに寝て、膝と股関節を45度曲げる
- 両足を揃えたまま、上側の膝だけを開く
- お尻の横がジワッと効いてくるところまで開いたら、ゆっくり閉じる
- 15〜20回ほど繰り返し行う
- 反対側も同様に行う
腰が反れたり、骨盤が大きく動かないように注意しながら、お尻の横だけを使う意識で行ってみてください。
【内転筋ストレッチ】
内ももの筋肉が硬くなっている方が多いので、ストレッチでしっかりゆるめていきます。
- 四つん這いの姿勢になり、肘をつく
- 両膝を腰の真下に置いたら、そこからできる範囲で膝を左右に広げる
- お尻を後ろに引き、前後にゆっくり動かす
- 10回ほど繰り返し行う
お尻を後ろに引いたときに、内ももが伸びている感覚があればOKです。
痛みが出ない範囲で、じわっと伸ばしていきましょう。
4-2. ワイドスクワットで下半身を総合的に鍛える
お尻や太もも全体を使いながら、膝の方向もコントロールする練習として、ワイドスクワットもおすすめです。
【ワイドスクワット】
- 足を肩幅より少し広めに開き、つま先をやや外側に向ける
- 背すじをまっすぐ保ったまま、膝とつま先の向きをそろえながらしゃがんでいく
- 太ももが床と平行になるくらいまでしゃがんだら、かかとで床を押すように立ち上がる
- 10回を2〜3セットを目安に行う
このとき、膝が内側に入らないように注意しながら、お尻と太ももの裏側をしっかり使うイメージで動いてみてください。
最初は浅めのスクワットから始めて、慣れてきたら少しずつ深さを出していくと安全です。

5. パーソナルトレーニングでX脚が改善しやすい理由
X脚は、見た目以上に原因が複雑に絡み合っているケースが多く、自己流のストレッチや筋トレだけではなかなか変化を実感しにくいこともあります。
そのため、専門的な視点で姿勢や動きをチェックしながら進めていくと、改善までの道のりがかなりスムーズになります。

5-1. 姿勢評価にもとづいたオーダーメイド指導
パーソナルトレーニングでは
- 立ち姿勢や歩き方のクセ
- 骨盤や股関節、膝の向き
- どの筋肉が硬く、どこが弱いか
といったポイントを細かくチェックしてから、エクササイズを選んでいきます。
同じX脚でも、人によって原因は少しずつ違います。
股関節のねじれが強い方もいれば、足首の不安定さが影響している方もいます。
自分の状態に合ったトレーニングやストレッチを選べることが、パーソナルの大きなメリットです。
5-2. 日常生活まで含めたトータルサポート
X脚は、トレーニング中だけ姿勢を意識していれば良いわけではなく
- 立ち方や座り方のクセ
- 歩き方や階段の上り下り
- 普段の靴の選び方
など、日常の動作とも深く関わっています。
パーソナルトレーニングでは、トレーニングメニューだけでなく
- 日常生活で気をつけたいポイント
- 自宅でできる簡単なストレッチやエクササイズ
- 再発を防ぐためのセルフケア
まで含めてお伝えできるので、改善した状態をキープしやすくなります。
「その場しのぎではなく、根本から整えたい」という方には、特に相性が良いと思います。
6. まとめ
X脚は、見た目の問題だけでなく、膝や股関節、足首の負担や歩き方のクセにもつながる、体全体のバランスの問題です。
多くの場合、筋力バランスの乱れや柔軟性不足、日常の姿勢のクセが重なって起こっています。
今回の内容を整理すると
- X脚は膝が内側に入り、足首が外側に広がる脚の歪み
- 骨盤の前傾や股関節の内旋、筋肉バランスの崩れが背景にあることが多い
- 膝痛や股関節痛、太ももの張り、歩き方の乱れなどにつながりやすい
- クラムシェルや内転筋ストレッチ、ワイドスクワットなどで改善を目指せる
- パーソナルトレーニングでは、一人一人に合ったアプローチで根本改善をサポートできる
X脚は放っておいても自然に良くなることは少ないですが、正しい方向でコツコツ続けていけば、脚のラインや歩きやすさはしっかり変わっていきます。
「X脚を改善してきれいな脚になりたい」「膝や股関節の負担を軽くしたい」という方は、無理のない範囲で今日ご紹介した内容からぜひ取り入れてみてください。
一緒に、動きやすくて見た目もきれいな脚を目指していきましょう。
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2025年12月3日 更新