疲れが取れない人必見!アクティブレスト(積極的休養)で効果的に疲労回復
皆さん、こんにちは!
麻布十番、東麻布のストレッチ整体&パーソナルトレーニングジム
トレーナーの出口です。
「普段から寝ているのに疲れが取れない…」
そんな方はいませんか?
そんな時はアクティブレスト(積極的休養法)を試してみてください!
アクティブレストはアスリートも実践する疲労回復法で、運動後の回復を早めるだけでなく、日常生活の疲れにも効果的です。
今回は、アクティブレストの効果や実践方法について詳しくご紹介します!
目次
1. アクティブレストとは?
アクティブレストとは「積極的休養」とも呼ばれる疲労回復法です。
安静・休養・睡眠などの静的休養とは異なり、軽い運動を取り入れることで血流を改善し、疲労物質の排出を促進します。
もともとは連戦を行うスポーツ選手が素早く疲労を抜くために取り入れた疲労回復法のひとつですが、日常生活の疲れにも効果的です。
2. アクティブレストの効果
アクティブレストには様々な疲労回復効果があります。
① 血流改善による疲労物質の排出
アクティブレストでは、息が上がらない程度の軽い全身運動を行うことで、血液の循環を促進し、疲労物質(乳酸)の排出を助けます。
研究データ:
荒牧さんの研究によると、運動強度によるアクティブレストの効果を調べた結果、以下のような結果が得られました。(1)
✅ ウォーキング1.5km: リラックス効果を得つつ、覚醒度を維持するのに有効
✅ ウォーキング6.0km: 覚醒度を上昇させ、眠気を抑えるのに有効
✅ リラックス効果のみ得たい場合: 安静座位(座って休む)が最適

② 継続的な運動による代謝アップ
アクティブレストを習慣化すると、軽い運動が定期的に行えるようになります。
その結果、基礎代謝が向上し、カロリー消費も増加します。
特に、デスクワークなどで運動不足を感じている方にはおすすめです。
③ ストレスの改善
セロトニン(幸せホルモン)は、心のバランスを保つ神経伝達物質ですが、不足するとストレスや不眠の原因になります。
アクティブレストのような軽い運動は、セロトニンの分泌を促し、ストレス解消やリラックス効果をもたらします。
研究データ:
職場でアクティブレストを取り入れた研究では、運動介入後にストレスが低下したという結果が出ています。(2)

3. アクティブレストのやり方
アクティブレストを実践する際には、以下の3つのポイントを意識しましょう。
✅ 息が上がらない程度の運動を行う
✅ 気軽に継続できるものを選ぶ
✅ 心地よいと感じる運動をする
おすすめのアクティブレストメニュー
- ストレッチ
- ジョギング・ウォーキング
- サイクリング
- ヨガ
- 水泳

ウォーキングは特におすすめ!
仕事帰りや通勤時に歩く距離を増やすだけでも、アクティブレストの効果を得ることができます!
負荷の感じ方は人それぞれですが、余裕をもって続けられるペースを意識して取り組んでみましょう。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか?
疲れているときに寝るだけが休息ではありません。
アクティブレストを取り入れることで、血流を改善し、疲労を早く回復することができます。
✔ アクティブレストのポイント
✅ 軽い運動で血流を促進し、疲労物質を排出
✅ 代謝を向上させ、運動不足を解消
✅ ストレスホルモンを抑え、リラックス効果を得る
まずは、散歩やストレッチから始めてみてください!
【参考文献】
(1)アクティブレストの運動強度と効果
(2)職場でのアクティブレスト研究
2025年2月17日 更新