【スマホ首・ストレートネック完全ガイド】原因から改善方法まで徹底解説!
皆さん、こんにちは!
麻布十番、東麻布のストレッチ整体&パーソナルトレーニングジム
トレーナーの出口です。
最近、スマホ首という言葉がよく聞かれるようになりましたが、スマホ首とストレートネックは同じ意味になります。
では、どのような首がスマホ首やストレートネックとされるのでしょう。
1. ストレートネックとは
2. ストレートネックの原因
3. ストレートネックのセルフチェック方法
4. ストレートネックによる影響・症状
5. ストレートネックの改善策
6. 正しい姿勢を保つためのトレーニング
7. まとめ
1. ストレートネックとは
ストレートネックとは、本来S字カーブを描いている首の骨(頚椎)がまっすぐになってしまう状態です。
正常な頚椎は、首の後ろ側が反り、首の前側がわずかに曲がったS字カーブを描いています。
このカーブによって、重たい頭部を支え、首や肩への負担を分散しているのです。
しかしストレートネックになると、S字カーブが失われ、首や肩に直接的な負担がかかるようになります。

2. ストレートネックの原因
ストレートネックの主な原因は日常生活の習慣にあります。
原因となる行動例:
- 長時間のスマホ操作
- デスクワーク中の猫背
- ノートパソコンを覗き込む姿勢
- 運動不足による筋力低下

長時間、顔を前に突き出した状態が続くと、首に過剰な負担がかかり、ストレートネックが進行してしまいます。
3. ストレートネックのセルフチェック方法
自宅で簡単にストレートネックか確認する方法をご紹介します。
やり方:
- 壁の前に立ちます。
- かかと、お尻、背中を壁につけます。
- 頭の後ろが自然に壁につけば正常、つかなければストレートネックの疑いがあります。
注意:
意図的に顎を引かず、リラックスした状態でチェックしましょう。
4. ストレートネックによる影響・症状
ストレートネックは見た目の問題だけではありません。
さまざまな健康リスクを引き起こします。
主な症状:
- 首、肩、背中のこりや痛み
- 頭痛、めまい、耳鳴り
- 自律神経の乱れによる不調
- 顎関節症のリスク増大
- 慢性疲労、集中力低下
特に、首周囲の血流や神経圧迫が進むと、全身の不調につながることもあります。
早期の対策が重要です。
5. ストレートネックの改善策
日常の中でできる改善ポイントを押さえておきましょう。
日常生活の姿勢を意識する
- スマホやPCの位置を目線の高さに合わせる
- 背筋を伸ばし、顎を引いた姿勢を意識する
- 30分〜1時間ごとに休憩を取り、体をリセットする
スタンディングデスクを取り入れるのも効果的です。
定期的に運動をする
運動不足が続くと、姿勢保持に必要な筋肉が弱くなります。
改善のための運動:
- 胸周り、背中、首周りのストレッチ
- 体幹トレーニングで姿勢を支える力を養う
- 軽い筋力トレーニングで姿勢筋を強化する
正しい運動習慣を身につけることで、根本的な改善が期待できます。
6. 正しい姿勢を保つためのトレーニング
ストレートネック改善に役立つ具体的なエクササイズをご紹介します。
おすすめトレーニング:
1. 顎引き運動(チンタック)
- 壁に頭、肩、お尻をつけ、顎を軽く引く
- そのまま数秒キープ
- 10回×3セット
2. 胸郭ストレッチ
- 両手を背中の後ろで組み、胸を開く
- 深呼吸しながら20秒キープ
- 3セット繰り返す
3. 猫背改善エクササイズ(スキャプラ・スクイーズ)
- 肩甲骨を寄せるイメージで背中を締める
- 10秒キープしてリラックス
- 10回繰り返す
これらを日常に取り入れることで、姿勢を整え、ストレートネックの予防・改善が期待できます。
7. まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストレートネックのポイントまとめ:
- スマホ・パソコン作業で首が前に出ることで発生
- 見た目だけでなく、体調不良や慢性痛にもつながる
- 姿勢意識と運動習慣で予防・改善ができる
まずは日常生活の中で「正しい姿勢」と「こまめなストレッチ」を取り入れることから始めましょう!
体を整えることで、見た目も気持ちもきっと変わります!
参考文献:
https://www.muellerjapan.com/blog/archives/16527/
https://www.muellerjapan.com/blog/archives/16935/
2025年4月28日 更新