アニマルフローで考えるトレーニングの効果
さて今回はアニマルフロー の動きを使って
どんな体の悩み解決につながるのか
解剖学的視点を加えながら進めていきます。
四つ這いの姿勢がアニマルフロー の中で代表的な姿勢になります。

四つ這いで動く条件
大前提として
四つ這いで歩いたり動くこと(ハイハイ:Crawling)ができなければ
・頭部の不安定性が高い
・体幹を垂直に保持できない
筋力や可動域、柔軟性、協調性などが欠如している可能性が考えられます。(1)
もし、四つ這い姿勢での動作により
腰部が痛くなったり
きつすぎて体を支えられない人は
四つ這いの姿勢を構成する
下記の5つ筋力が低下している可能性を考えます。
四つ這い姿勢
四つ這い姿勢で使う筋肉
大きく分けて5つ
・上腕三頭筋(二の腕の筋肉)
・前鋸筋(肩甲骨と肋骨を結ぶ筋肉)
・体幹部(抗重力筋)
・腸腰筋(股関節の深いところにある筋肉)
・大腿四頭筋(前腿の筋肉)
(1)
上記の筋肉が姿勢を保持することで
重力に抗うように力を発揮します。
体幹部と股関節の筋力バランス
ここで考えたいのが
・体幹部
・腸腰筋
この2つの関係性です。
加齢によって下肢の筋肉量の低下が歩行など日常生にも影響が出ると言うことで
腸腰筋(大腰筋)が弱化することがあげられています。(2)
骨盤から腰椎と呼ばれる腰の骨に筋肉が付着しているため
体幹部の安定化に必要であり
歩行や走行、立ち上がり動作などで力を発揮する必要があります。
弱くなっていくからといってこの部分だけ鍛えれば良いかといえばそうでもなくて
大腰筋だけを使おうとした時、腰の骨(腰椎)についていることから、腰を反る方向へと誘導してしまい
反り腰や腰の痛みを誘発してしまう可能性があります。(3)

この反り腰を抑えるためには前回お話ししたIAP(腹腔内圧)が必要になるので、同時に鍛えていくことが大切になります。
ちなみに筋力バランスが崩れるのは加齢だけではなく
アスリートのように同じ動作を繰り返す人たちも
体のバランスは崩れやすいとも感じます。

そしてこの悩みを解決するためにどうしたら良いのかと言うと
そうです。
お気づきになったかと思いますが
この安定性を一気に鍛えることができるのが
アニマルフロー の動きです。

まずは四つ這いの3種目の
youtubeリンクを貼るのでぜひ試してみてください!
①ビーストリーチ
②フロントステップ
③サイドキックスルー
ぜひ、無理のない範囲で行ってみてください!
(1)参考:https://xpert.link/column/281/
(2)加齢による下肢筋量の低下が歩行能力に及ぼす影響https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm1949/49/5/49_5_589/_article/-char/ja/
(3)参考著書:筋骨格系のキネシオロジー
パーソナルトレーニングジム
CoCoDakara Body Design 麻布十番店
アニマルフロー 公式インストラクター 東舘
パーソナルトレーニング&ストレッチジム CoCoDakara Body Design麻布十番店
CoCoDakara Body Design 麻布十番店
(ココダカラ ボディデザイン)
東京都港区東麻布2丁目22-5 ベルス麻布3階
麻布十番駅徒歩4分/赤羽橋駅徒歩4分
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代表パーソナルトレーナー:東舘 亮太朗(正字:東館 亮太朗)
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2022年11月4日 更新