【スウェイバック姿勢完全ガイド】原因から改善トレーニングまで徹底解説!
皆さん、こんにちは!
麻布十番、東麻布のストレッチ整体&パーソナルトレーニングジム
トレーナーの出口です。
みなさんは「スウェイバック姿勢」という言葉を聞いたことがありますか?
スマホやデスクワークが日常になった今、気づかないうちにこの姿勢になっている人が増えています。
そこで今回はスウェイバック姿勢について、わかりやすくご紹介したいと思います。
1. スウェイバック姿勢とは?
2. スウェイバック姿勢になる原因は?
3. スウェイバック姿勢による体への影響
4. スウェイバック姿勢を改善する方法
5. 日常生活で意識したいポイント
6. スウェイバック予防におすすめのトレーニング
7. まとめ
1. スウェイバック姿勢とは?
スウェイバック姿勢とは、骨盤が前方にスライドし、上半身が後ろにのけぞったような立ち方のことを指します。
簡単に言うと、リラックスしすぎて「だら~ん」と立っているような姿勢です。
このとき体では次のような特徴が見られます。
- 骨盤が前に押し出される
- 背中(胸椎)が丸まる
- 頭が前方に出る
- 腹部やお尻の筋肉が緩む

この姿勢は、無意識のうちに習慣化してしまうことが多いので注意が必要です。
2. スウェイバック姿勢になる原因は?
スウェイバック姿勢を引き起こす主な原因は以下のとおりです。
原因一覧:
- 長時間座りっぱなしの生活
- 運動不足による筋力低下
- 姿勢への意識不足
- 骨盤周囲や体幹筋群の筋力低下
- 立ち方・座り方の癖(楽な姿勢に頼る)

デスクワーク中心のライフスタイルの方は、特に注意が必要です。
3. スウェイバック姿勢による体への影響
スウェイバック姿勢は見た目の悪化だけでなく、さまざまな健康問題を引き起こします。
主な悪影響:
- 腰痛や肩こりの発生リスク増加
- 慢性的な疲労感、だるさ
- 呼吸が浅くなり、代謝低下
- 下腹部のぽっこり感が強調される
- スポーツパフォーマンスの低下

美容面でも健康面でも大きなデメリットがあるため、放置せずに改善を目指しましょう。
4. スウェイバック姿勢を改善する方法
スウェイバックを改善するためには筋力バランスを整えることが大切です。
改善のためのステップ:
体幹(特に腹筋)を鍛える
体幹(コア)を鍛えることで、骨盤と脊柱を正しい位置に保ちやすくなります。
特に腹横筋、多裂筋、脊柱起立筋などのインナーマッスルが重要です。
お尻の筋肉(大臀筋)を鍛える
骨盤の位置を安定させるために、大臀筋を強化しましょう。
大臀筋が弱いと骨盤が前方にズレやすくなります。
硬くなった筋肉をストレッチする
スウェイバック姿勢では、以下の筋肉が硬くなりがちです。
- 背中(胸椎周囲)
- 胸部(大胸筋)
- 腿裏(ハムストリングス)
- お尻(梨状筋)
これらを重点的にストレッチして柔軟性を取り戻しましょう。
5. 日常生活で意識したいポイント
改善にはトレーニングだけでなく普段の姿勢意識も重要です。
心がけたいこと:
- スマホ・パソコン作業時の姿勢を正す
- 座っている時間を減らし、こまめに立ち上がる
- 立ち姿勢では骨盤を真下にセットする
- 顎を軽く引いて、耳・肩・骨盤が一直線になる意識を持つ
少しずつ意識するだけでも、身体への負担が軽減されます。
6. スウェイバック予防におすすめのトレーニング
以下のトレーニングを継続することで、スウェイバック予防・改善が期待できます。
おすすめメニュー:
プランク(体幹トレーニング)
- うつ伏せになり、肘とつま先で体を支える
- 頭からかかとまで一直線をキープ
- 30秒〜1分を目指してキープ
グルートブリッジ(お尻強化)
- 仰向けになり、膝を曲げて足裏を床につける
- お尻を引き締めながら持ち上げる
- ゆっくり10〜15回×3セット
ハムストリングスストレッチ
- 床に座り、片脚を伸ばしてつま先をタッチ
- 20〜30秒キープ×左右
これらを習慣化することで、自然と姿勢が整いやすくなります。
7. まとめ
いかがでしたでしょうか?
スウェイバック姿勢まとめ:
- 原因は日常の悪い癖や運動不足
- 体幹とお尻を鍛え、硬い筋肉を伸ばすことが大切
- 日常から姿勢を意識することで改善できる
美しい姿勢は健康にも直結します。
ぜひ今日から、意識と行動を変えてみましょう!
参考文献:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/27/2/27_119/_pdf
https://researchmap.jp/r-fujitani/published_papers/30151642
2025年4月28日 更新