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食べ過ぎと過食症の違いをわかりやすく解説|ストレス過食の仕組みと対策まとめ

2026年1月15日 更新

皆さん、こんにちは!

麻布十番、東麻布のストレッチ整体&パーソナルトレーニングジム
トレーナーの出口です。

「ストレスがたまるとつい食べすぎてしまう」
「運動しているのに食べ過ぎで体重が戻らない」
そんな悩みを抱える人は、多くの方が経験します。
ただの「食べ過ぎ」と、摂食行動の異常を伴う「過食症」は、似ているようで実は異なる問題です。
今回は、食べ過ぎの仕組みと過食症の病態についてご紹介していきたいと思います。



目次
1. 食べ過ぎと過食症とはどう違う?
2. なぜ「過食・食べ過ぎ」は起こるのか?
3. 過食・食べ過ぎが長期的にもたらす影響
4. 過食・食べ過ぎの対策(生活習慣編)
5. 過食・食べ過ぎの対策(運動編)
6. まとめ



1. 食べ過ぎと過食症とはどう違う?

食べ過ぎと過食症は、同じ「食べる量が増える」という点だけを見ると似ています。
ただ、背景にある仕組みや、本人の苦しさの度合いが大きく違うことがあります。
ここを整理すると、対策の方向性がズレにくくなります。

ここだけ先に整理
食べ過ぎは一時的な行動の範囲で起きやすいです。
過食症はコントロール困難や強い苦痛が絡みやすいです。



1-1. 食べ過ぎとは

「食べ過ぎ」とは、必要なエネルギーより多くの食事を摂ってしまう行動全般を指します。
例えば、

  • お正月や連休などのイベント時
  • ストレスや疲れがたまった時のドカ食い
  • 誘惑に負けてついお菓子を食べ過ぎた

といった一時的な行動が食べ過ぎに当たります。
食べ過ぎは誰にでも起こり得るもので、正常な範囲内であれば体も柔軟に対応できます。
ただし、習慣化すると体重増加や消化不良など、健康への影響が出やすくなります。

食べ過ぎが起きた日があっても、それ自体で全てが崩れるわけではありません。
大事なのは、食べ過ぎが「たまに」なのか「頻繁」なのかを見分けることです。
頻度が増えるほど、食習慣として定着しやすくなります。

また、食べ過ぎの後に体重が増えて見えるときは、水分量や胃腸内容物の影響も混ざります。
もちろん、食べ過ぎが続けば脂肪として増えやすくなります。
ただ、短期の変化に引っ張られすぎず、生活全体を戻す方が整えやすいです。



1-2. 過食症とは

一方で「過食症(Binge Eating Disorder)」は、心理的・行動的な側面の強い病的状態です。
具体的には、

  • 短時間に大量に食べてしまう
  • 食べる量を自分でコントロールできない
  • 食べ過ぎた後に強い罪悪感や自己嫌悪を感じる
  • 体重増加や肥満を招くことがある

といった特徴があります。
過食症は単なる意志力の問題ではなく、脳内の報酬系やストレス反応、ホルモンの働きが関わる病態でもあります。

ここで大切なのは、本人が「止めたいのに止められない」という強い苦しさを抱えやすい点です。
周りからは食べ過ぎに見えても、本人の内側ではコントロールの感覚が崩れていることがあります。
責める方向に行くほど、ストレスが増えて悪循環が起きやすくなります。

注意ポイント
過食症が疑われるほど苦痛が強い場合は、無理に自己流で抱え込まないことが重要です。
運動や食事の工夫だけでなく、専門家のサポートが必要なケースもあります。



2. なぜ「過食・食べ過ぎ」は起こるのか?

食べる行動は、単純に気合いや根性だけで決まるものではありません。
体の仕組みと、心の動きと、生活環境がセットで影響します。
この章では「起こる理由」を整理します。



2-1. エネルギー収支と食欲のメカニズム

食欲は、体が活動に必要なエネルギーを補うために起きる生理的な反応です。
基本的に「エネルギー消費 > 摂取」であれば体重は減り、「消費 < 摂取」であれば体重は増えます。
ところが、食べ過ぎは生理的な欲求だけでなく、感情や環境が影響することがあるため、単純に「カロリーのバランス」とは言えません。

ここで混ざりやすいのが「空腹」と「食欲」の違いです。
空腹はエネルギー不足に近いサインとして出やすいです。
食欲は、目の前の食べ物や気分、習慣で動きやすいです。

たとえば、しっかり食事を摂っているのに甘いものが欲しくなることがあります。
このときは、エネルギー不足というより、刺激や満足感を求める動きが強くなっていることがあります。
仕組みを知っておくと、対策が選びやすくなります。



2-2. ストレスと報酬系の働き

過食・食べ過ぎが起きる大きな理由の一つは、ストレスや感情の変動です。
私たちの脳には快楽を感じる「報酬系」というシステムがあり、ストレス時にはこの報酬系が過剰に働きます。
特に甘いものや油の多い食事は報酬系を強く刺激するため、心が疲れている時こそ 食欲が暴走しやすくなります。

ストレスがあると、短時間で気分が変わる刺激を探しやすくなります。
そこで手っ取り早く手に入るのが、甘いものやスナック、脂っこい食事です。
食べた直後はラクになっても、後から罪悪感が出るとさらにストレスが増えます。
この流れが、食べ過ぎのループになりやすいです。

ループのイメージ
ストレスが増える → 早くラクになりたい → 食で一時的に満たす → 罪悪感が出る → ストレスが増える



2-3. ホルモンの影響

食欲には、ホルモン(レプチン・グレリン・インスリンなど)が深く関わっています。
例えば、

  • グレリン → 食欲を刺激するホルモン
  • レプチン → 満腹感を知らせるホルモン

運動不足や睡眠不足、急激な体重変動はこれらのホルモンバランスを崩し、過食につながることがあります。

睡眠が短い日が続くと、食欲が強くなる感覚が出る人がいます。
このときは、食事の工夫だけで押し切ろうとしても難しいことがあります。
まず睡眠や生活リズムを整える方が、食欲が落ち着きやすいです。

また、極端な食事制限も反動につながりやすいです。
空腹の時間が長いほど、次の食事でコントロールが効きにくくなることがあります。
食欲の波をなだらかにする視点が重要です。



3. 過食・食べ過ぎが長期的にもたらす影響

食べ過ぎがたまに起きる程度なら、体は戻しやすいです。
ただ、頻度が増えて長期化すると、体の反応も積み重なっていきます。
ここでは影響を整理します。



3-1. 体重・体脂肪の増加

食べ過ぎが続くと、摂取エネルギーが消費を上回りやすくなります。
これは体重増加、体脂肪の増加につながり、メタボリックリスクも上昇します。

体脂肪は、短期間で一気に増えるというより、日々の小さな積み上げで増えやすいです。
だからこそ、早い段階で習慣を整えると戻しやすいです。
数字に振り回されすぎず、行動の方を整える意識が合います。



3-2. 血糖値の乱高下

大量の糖質が一度に入ると、血糖値が急上昇し、その後急降下します。
この「乱高下」は空腹感や再度の過食を誘発する原因にもなるため、食べ過ぎの悪循環を生みます。

血糖値が下がるタイミングで、強い空腹感や甘いもの欲が出やすい人がいます。
そこでまた糖質を入れると、同じ波が繰り返されやすくなります。
食事の順番や、間食の入れ方で波をゆるめる工夫が使えます。



3-3. 内臓脂肪・生活習慣病のリスク

繰り返す過食は内臓脂肪を増やし、2型糖尿病・高血圧・脂質異常などの生活習慣病リスクを高める可能性があります。

内臓脂肪が増えると、体型の変化だけでなく健康面の不安も増えやすいです。
検診の数値が気になり始めたタイミングで、食習慣を整える人も多いです。
早めに手を打つほど、調整は軽く済みやすいです。

整える順番のヒント
食事の量をいきなり削るより、まずリズムと内容のバランスを整えると続きやすいです。



4. 過食・食べ過ぎの対策(生活習慣編)

食べ過ぎ対策は、食事だけに集中すると苦しくなりやすいです。
生活の土台を整える方が、食欲の波が落ち着きやすいです。
ここでは生活習慣からできる対策をまとめます。



4-1. 食事のルールを見直す

早食いは満腹感が脳に届く前に大量の食事を摂りがちになるためゆっくり食べるのを意識するのが大切になります。
「20分ルール」として、ゆっくり噛む回数を増やしながら食事時間を伸ばすことで、食欲のコントロールがしやすくなります。
また、3食に加えて、少量の健康的な間食を取り入れることで空腹感を抑えやすくなります。

食事のルールは、難しいものにしない方が続きます。
たとえば、最初に汁物やタンパク質から入るだけでも食べるペースが落ちやすいです。
結果として、満腹感が追いつきやすくなります。

実践しやすいルール例
- 最初の3口はゆっくり食べる
- 先に汁物かタンパク質を入れる
- 間食は時間を決めて少量にする



4-2. 生活リズムを整える

睡眠不足は食欲ホルモンのバランスを乱し、過食を招きやすくなります。
毎日同じ時間に寝起きする習慣が、食欲の安定化につながります。
また、睡眠と同じくらいストレスのコントロールも大切になります。
ストレスは過食の大きな誘因になるため、深呼吸やストレッチ、散歩、趣味の時間を設けるなど、ストレスを溜めない習慣が重要です。

リズムを整えるときは、いきなり完璧を狙わない方が続きます。
起きる時間を揃える。
寝る前のスマホ時間を少し短くする。
このレベルでも、食欲のブレが小さくなることがあります。

ストレス対策も、特別なことより「こまめに抜く」方が効きます。
忙しい日ほど、短い散歩やストレッチが助けになります。
気持ちが落ち着くと、食への衝動も落ち着きやすいです。



5. 過食・食べ過ぎの対策(運動編)

運動は、消費カロリーを増やすだけのものではありません。
気分転換や、血糖の安定、生活リズムづくりにも関わります。
この章では、取り入れやすい運動の考え方を整理します。



5-1. 有酸素運動でエネルギー消費をつくる

ウォーキング・サイクリング・ジョギングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼を促しつつ血糖値を安定させる助けになります。
週150分を目安に取り入れることで、体脂肪の増加を抑える効果が期待できます。

いきなり長時間やろうとすると続きにくいです。
10分を積み重ねる形でも十分意味があります。
通勤や買い物の歩きを少し伸ばすだけでも、運動量は増えます。

続けるコツは、強度より頻度を優先することです。
息が弾む程度で、会話ができるペースが目安です。
「やった感」より「続いた感」を作る方が結果につながります。



5-2. 筋トレで基礎代謝を高める

筋肉量が増えるほど基礎代謝が上がり、安静時のエネルギー消費が増えます。
スクワットやプランクなどの体幹と下半身を中心としたトレーニングは、使う筋肉が大きく効率的です。

筋トレは、量よりフォームの丁寧さが大事です。
雑に回数を増やすと、狙った部位に入りにくいです。
まずは短時間でも、正しい動きで刺激を入れる方が効率が良いです。

始めるなら週2回程度でも十分スタートになります。
続けるうちに体が軽くなって、自然に動きやすくなります。
その結果、有酸素運動も取り入れやすくなります。



5-3. 食べ過ぎた後の軽い運動

過食後は消化が優先されますが、軽いウォーキングやストレッチは血流を促し、血糖値を安定させ消化機能を助けます。
激しい運動ではなく、体に負担をかけない動きを選びましょう。

食べ過ぎた直後にハードな運動を入れると、気持ち悪さが出ることがあります。
だから、落ち着いた呼吸でできる動きが合います。
5〜15分の散歩や、軽いストレッチでも十分です。

「食べ過ぎたから罰として運動する」という考え方は、長期的には続きにくいです。
リセットのスイッチとして軽く動く。
こう捉える方が、習慣として残りやすいです。



6. まとめ

食べ過ぎや過食は多くの人が一度は経験するものですが、
生理的な食欲。
心理的な食欲。
運動・生活習慣による影響。
など、複数の要素が絡み合っています。
ただ「意志が弱い」と片付けるのではなく、根本的な仕組みを理解し、運動・栄養・心理の両面から対策することが大切です。
「過食や食べ過ぎを改善したい」「健康的な体をつくりたい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

今日からの要点
- 食欲は生理だけでなく感情や環境にも動かされる
- 睡眠とストレスが乱れると過食の引き金になりやすい
- 続く形で食事と運動を整えるとリセットしやすい



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2026年1月15日 公開
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